脳の研究によると、日本人には大きなハンディがあるそうです。
以下引用です。
「名古屋大学の木下徹教授らは、スペイン人などインドヨーロッパ語族の母語話者と日本人がそれぞれ英語を聞いた時の脳を、光トポグラフィーで比較た。(中略)つまり、同じように英語を聞いて理解できても、脳にかかる「認知負担」は日本人のほうが大きく、その結果、自分の意見をまとめたり、反論を考える余力が少ないと考えられる。会話というリアルタイムの勝負では、余力の大きさがものをいう、と木下は言う。」(ニューズウィーク英語超入門 ニューズウィーク日本版編集部編)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/2009/07/post-364.php
私たちの脳みその働きとして、英語を聞いた時に負荷がかかって余力がないため、返事が「しどろもどろ」になっても仕方ないのです。
ほっとしましたよね(!)。
ですので、ネイティブみたいになるのではなく、
「業務を円滑に進めるに必要な会話力」に目標を定めてみましょう。
お仕事で使う英語をよくよく整理してみると、単語やフレーズなど案外絞り込まれてきます。
それらの良く使う単語やフレーズを聞ける/言えるようにすることで、脳に余裕が出てくるでしょう。
仕事は、次々と決めて、先にどんどん進めていかなければなりません。
そのためには、まずは聞けるようになることが先です。
聞くことができれば、あとはシンプルに伝えていけばいいと思います。
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